3時間45分のはずが・・・6時間半!!

抹茶んっ!?

2008年04月13日 11:56

熊野古道の山歩きも3回目
だんだんと慣れてきた・・って言うか、要領が分かってきました。

今までは
  車を置く
    ↓
  山歩き
    ↓
 バス(電車)
    ↓
車を置いた場所へ

という感じで歩いてきましたが
帰りにバスや電車の時間待ちという
とても無駄な時間が生じます。
また、田舎ですから電車が2時間に1本とか・・・
バスも1時間に1本あれば良い方です。
なので今回からは先にゴール地点に車を止めて
電車で移動してから山歩きをすることにしました。

難点は・・・決めた分だけ必ず歩かなきゃならないこと・・・(笑

今回は尾鷲市から熊野市方面へ向かうルートの
八鬼山越えルートを歩いてきました。
熊野古道のHPによると

総歩行距離 約9.3km
総歩行時間 3時間45分


とのことです。

車をJR三木里駅に置かせていただいて、8時55分の電車に乗って出発です。

2つ先の駅、大曽根浦で下車して登山口に向かいますが
コースの出発地点として書かれている
向井バス停まででもずいぶんな道のりでした(笑
でも、今回は同じ駅から歩き始めた方も2組いらっしゃいましたので
ちょっとだけ気が楽でした。


今回のコースは入り口に地元の方の手作りの
貸し出し用「杖」が用意してくれてありましたので
お借りすることにしましたが、

選ぶ子供たち・・・

早く決めてくれぇ~~と・・・


歩き始めてすぐに石畳の心地良い道が続きました。
今回の道は大半が石畳や石段で
古道気分を満喫できるものでした。


途中には水の流れがあり、疲れを癒してくれます。
子供たちは水の音を聞き、楽しそうに歩いていました。

そして、難所「七曲り」・・・(汗

ま・・・マジですかぁ

昔の人にとって「難所」ってことはねぇ・・・
僕にとっては難所どころの騒ぎじゃねぇ~!!ってことですよぉ。。
ぜぇぜぇハァハァ言いながら、途中で何度も休憩して
やっと平坦な道に・・・

でも・・・

そこが山頂ではないのねぇ・・・

まだまだ続く山道で、山頂に着いたのは12時半頃になっていました。

東屋で、持ってきた弁当を食べて少々の休憩。。
子供たちはおやつまで食べて、やっと下りになりましたが
目標になっている「名柄一里塚」まで2370m・・・
(まぁ、下りだしね~)
と思ったら、大間違い!!

石畳の上に積もった落ち葉で滑る滑る。。。
あっちでドテッ!こっちでドスン!と転倒の続出でした(笑

ずいぶん下りてきたところで、水の流れる音を聞き
あぁ~~心地良いなぁ~と思っていたら・・・

えっ??水没してますけどぉ~~??

目の前に現れたのは小さな滝ですぅ~~
で、滝の上には石を並べた通路があるんですけど
雨上がりということもあるのでしょう、完全に水没しています。
しかも、流れがとても速いので流されたらちょっとタダでは済みそうにありません。
上流に目を向けるとロープが・・・
なるほど、こういう時のためにロープがかけてくれてあります。

めちゃビビリながら渡りましたが、
末娘を背負ってる僕は、これほど緊張したことは無かったです。

で、渡り終えて岩場に目をやると・・・

「へっ、ヘビやぁ~~まっ、マムシぃ~~」

取り乱しましたよぉ~~子供のすぐ近くにマムシがいたんですから。
事なきを得て下山しましたが、その後は木の枝がヘビに見えたり・・(笑
ヘビが気になる子供たち・・・

ずんずん下りてくると、目標になっていた「名柄一里塚」には
トイレあり、東屋ありの憩いの場になっていました。
この周辺の道も古道の石畳。。。

とても気持ち良いハイキンGoo!ができます。
さらに里に出ると、

マジですか?きれいですぅ~~

三木里海岸でカミさんや子供たちを置いて
僕だけ駅まで車を取りに行きましたが

正解!

メチャ遠いぞぉ~~

ずいぶん歩いてやっと車発見!!


今回、3時間45分と言われているコースを
子供と歩いたわけですが、
海岸に迎えに行って帰路に着いたのが4時でした。
8時55分の電車に乗って移動し、9時10分頃に歩き始めたわけですから
6時間半もかかって歩いた計算になります
最初は、朝早くから歩けるし、2コースいっぺんに制覇しようかと思っていたのですが
やめておいて良かったぁ~~ですぅ


さて、冒頭のランタンですが山歩きの途中、山頂手前に
茶屋の跡があったのですが

その荒廃した建物になぜか吊るしてあったのがこのランタンです。

屋外の軒下に・・・意味不明ですぅ~


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